映像研には手を出すな!第12話感想:いよいよコメットA開幕!差し替えたラストはどうなった?

2020年冬アニメ




映像研には手を出すな!第12話「芝浜UFO大戦」感想

第12話あらすじ

完成間近となった芝浜UFO大戦だったが、水崎さんのSNSでの知人に発注した音楽が最後の大団円シーンの映像と全く合わない問題が発生した、そのシーンはデモ音源から水崎さんが作画を担当していた。

そこで浅草氏が出した結論・・・それは、ラストの展開を変える!ことだった。

実は浅草氏、終わり方の展開にずっと納得がいかない点があり、曲に合わせて納得の行く結末へと変えるというのだ。

結局ラストのダンスシーンは特典映像として別トラックに収録、最後の展開を変えることで金森氏と水崎氏にも納得してもらった。

DVD化は時間と予算の都合で業者への発注をドタキャンすることとなったが、かわりに非合法団体に強引に依頼をすることにして無事に映像は完成、いよいよコメットA当日を迎えることとなった。

DVDはみるみるうちに売れていき、金森氏は浅草氏と水崎さんに紙袋をかぶせる作戦で売上を伸長させる作戦に出たことで完売させることができた。

コメットAも終わり、購入してくれた人&芝浜の商店会の人&ようやく通しで見る機会ができたという浅草氏たち3人&視聴者はここで改めて映像を見ていく。

しかし、連日連夜の疲れがたたり、浅草氏は最後まで見られずに眠ってしまっていたのだった・・・

第12話感想

結局あのシーンまるで印象が違う音楽はラストシーンではなく本編中で何度か使うことにしたのね。

聞き慣れたビッグサイトの館内放送のチャイム、これを聞くと5月のコミケに行きたくなるなあ、やるかどうかわからないけれども。

多分現況を見るにやると思うけどね。

浅草氏は最後の最後、締切も近い段階になってに思い切った決断をしたな、音楽の差し替えは今更どうにもならんから、音楽に合わせて既存のカットを活かす形で展開を変えたと言うんだから。

決断というよりかはもはや諦めと妥協の産物か。

それでも新規カットがわずか2カットで済んだのはなんだ、結末を変えると描き直しが多数発生すると思うが・・・

おそらくストーリーを分岐させたのが大団円エンドの直前だったから新規カットが少なくなったんだろう。

金森氏なんてチェンソーもって乗り込んでいってたよ、怪しいDVD屋さんに・・・

とはいえ、自分の作業に集中してしまい、2週間ものあいだ先方からのメッセージを見ていない浅草氏、監督としてそれはどうなんでしょうかね。

大宇宙のなかで温泉浸かるって作曲者も作曲者で謎の発想をしてるんですが、2週間もあれば曲を活かすかシーンを活かすか、十分対処が可能だったのに・・・

あのキンカンキンカン言ってる音楽で「温泉」ってのも明らかにイメージと異なってますけどね、もしかすると、源泉からお湯が浴槽に掛け流されているイメージかな。

とまあすでにその状態になってしまったことをうだうだと言ってもしょうがない、モチベーションが下がるだけ、それはプロジェクトが終了したあとの反省会でやればいいとして、まずはプロジェクトを完成させる、未来のことに向けて対処をしないといけません。

一つ言えることとしては・・・自主制作のアニメもそうですが、世の中すべての完成物は予算と人員と時間の成約から生じる「妥協」でできていて、裏方のスタッフは見えないだけでいつもどこかでドタバタして戦っている、平和な流れで理想のとおりのものができることなんて絶対にない、もちろん高いクオリティにすることは命題だけれども、ときにはクオリティが未熟なままリリースすることも強いられる、その妥協をわたしたちはどこまで許容できるかってことだろうか。

浅草氏の変更後のラストは「平和な中でも存在が立場を主張し始め、立派な人でも利権が絡めば豹変する、世の中の大半は平和ではなく、完全な50:50はこの世に存在しないが、正しいと思ったことがうまくいかなくてもそのときベストな行動を取り続ける」ってつい数分前に浅草氏と金森氏、あとはDVD化を依頼した業者のあいだで交わされていた音楽、締切、ストーリー変更のやり取りそのまんまでしたね。

補足を付けると・・・

平和(うまくアニメが完成しそう)な中でも存在(外注先からもらった、シーンと合わない音楽)が主張をし始め、立派な人(DVD化を依頼した業者)でも利権(締め切り時間)が絡めば豹変する(更に追加料金の支払いを求めてくる)、世の中(アニメ制作)の大半は平和ではなく(現場は戦場)、完全な50:50(作品が理想的な仕上がりになること)はこの世に存在しないが、正しい(大団円エンド)と思ったことが(音楽が原因で)うまくいかなくてもそのときベストな行動を取り続ける(自分が納得行かないのと音楽に合わせてラストの展開を変える)。

ほらね?

ラストの展開に玉虫色の評価を付ける人が大半でしたが、個人的に作品が伝えたいメッセージを考えたときには、納得のいく結末だった印象を受けました。

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