ヴィンランド・サガ第11話感想:トルケルはトールズを称賛、果たしてクヌート王子はどうなる




ヴィンランド・サガ第11話「賭け」の感想です。

関西では台風接近で放送休止したとの情報もありますが、関東ではL字もなく放映されております。

なお、関西では次週9/29の24:45から第11話、25:08から次回第12話が2話連続で放映されるとのことです。

それでは第11話見ていきます!




第11話あらすじ

クヌートを人質として連れ去り、デンマーク軍本隊を追うトルケル軍。たった500の兵でデンマーク軍1万6千の兵を敵に回そうとする行為が理解できないラグナルに、トルケルは戦って死んだ者だけが行けるというノルマン戦士の誉れ「ヴァルハラ」について語るのだった。

ヴィンランド・サガアニメ公式サイトより~

アシェラッド軍VSトルケル軍のクヌート王子救出戦へ

クヌート王子、ラグナル、ヴィリバルドを人質としてデンマーク軍本隊を追うトルケル軍、この時代ともなるとイングランド本土にもすでにキリスト教が伝わっていてクヌート王子たちも信仰している、さらには戦いの最中立ち寄った町で見たキリスト教徒の女性は品があって恥じらいがある美女だらけと評します。

しかし、キリスト教には厳しい戒律があるためか、女子は美しくても特段改宗する気はないトルケル軍の一行。

さらに、トルケル軍は偶然その話題になったのか、後ろにキリスト教徒がいることを知っててこの話題を振ったか、教会にある木像、つまりははりつけになったイエスの像を小馬鹿にしたような発言をします。

トルケルはキリスト教徒のクヌート王子に「イエス様とアシュガルドの神様のどちらが偉いと思うか?」を問うも答えない王子。

さらに、スヴェン王が振り向いてくれないからクヌート王子をさらえばこっちを振り向いてくれるだろうとする片思いの女の子みたいな本音を吐露します。

続けばやにトルケルはヴァルハラの話を続けた、ヴァルハラとは北欧神話における天国、戦士の魂が集結する場所のこと。

今度はクヌート王子の親父にイエス様とアシュガルドの神のどちらかを問うたところ、「酒を作った方」と答えた神父。

トルケルたちはそんな雑談を繰り広げている間にクヌート王子配下のラグナル隊に包囲されていた、あっさりとトルケルたちは王子たち3人をお返しするも、撤退する気はなく逆に挑発をするありさま。

剣を抜くラグナル隊の一行は命令を聞かずにトルケル軍との攻撃に突入、そのタイミングを見計らい、ここぞとばかりに森を燃やし始めたのはアシェラッド率いる軍。

木々が燃えて黒い煙が立ち込め敵味方の判別がつかないこの混乱に乗じてアシェラッドはトルフィンを1人、王子を救出しに向かわせます。

交戦のまん真ん中で一人短剣を振り回すトルフィン、そこに現れたのはトルフィンにとってはロンドン橋における仇敵のトルケルでした。

トルケルはトルフィンに自身の指を2本失わせた実力を認め、さらに、亡き父トールズのことも「世界で唯一人の俺よりも強い男、本当に強い戦士だ」と強さを認めていた、一旦は撤退したトルケル。

トルフィンによってクヌート王子を救出したアシェラッド軍はスヴァン王の居城まで護衛することを命じられた、アシェラッドのご尊顔を拝見したいとの要望にマスクを脱いだクヌート王子は、王子とも王妃とも読み取れる外見をしていたのでした。

「酒を作った方」&トルケルがトールズを称賛

今回は戦いのシーンはあったものの、メインはどちらかというと登場人物同士の会話だったわけですが、まずはトルケルにイエス様と俺たちの神々のどっちが偉いかと聞かれて、「酒を作った方」と即答するあの神父がよかったね。

よーく考えてみるとすんごいとんちがきいているよな、キリスト教では神が酒を含む万物を創造なさったとされており、だから酒を作った方ってのはその神=イエス様のことを言ってるわけですが、これに対し、トルケル軍は神父によるおもしろ発言だろうと勝手な解釈をしてくれたわけだから。

あとは、中世ヨーロッパではワインやビールのような酒は修道院、教会のシスターたちが作っていた、この当時の修道院ってのは病院みたいなところだったので、おのずと酒も今で言うお薬、栄養ドリンク、エナジードリンクの要領で飲まれていたのよね。

で、もちろん、修道院や教会ってのはキリスト教の施設ですから、やはり遠回しであの神父は偉いのはイエス様と言ってることになるわけで。

しかしその場を切り抜ける発言としては本当にとんちがきいていたね。

あれ即答できるとかなかなかできんぞ。

そんでもって、トルケルはトルフィンの前で「世界で唯一俺より強い」なんてトールズを称賛してましたね。

さしずめ「トールズは俺より強いやつだ、そのトールズの子、トルフィンも(以前の戦いでトルケルの指を2本飛ばした実力もあるし)いずれ俺より強い存在になるだろう、強くなったら戦いを挑みに来てくれ、そしてサシでおもしろい戦いをしようではないか!」と言ってるようなもんですよ。

トルフィンが成長して強くなったときには、本当に戦いにおける世代交代が行われることも示唆していますね。

というより、意外とトルケルのあの言葉は死亡フラグにしか聞こえないんだよなあ・・・

いやはや、トルケル、アシェラッド、トルフィン、イングランドの地において誰が最初に命を落とすか分からねえなこれ・・・

それでは第12話でもお会いしましょう!