放課後さいころ倶楽部第1話感想:京都とボードゲームの描写が秀逸で楽しみだ




放課後さいころ倶楽部第1話「知らない世界」の感想です。

当作品、最速放映は関西地区とのことですが、関東でもdアニメストアと契約しておけばMXの放映よりも1日早く、関西での放映とほぼ同じタイミングで見られることが判明しましたのでdアニメストアでの配信で視聴いたします。

PVやイントロダクションをチェックした限りでは、作品のテーマから俄然期待値が大幅上昇した作品ですね。

それでは第1話を見ていきます!




第1話あらすじ

いつも引っ込み思案で人付き合いが苦手な武笠美姫は、ある日、天真爛漫なクラスメイト、高屋敷綾に声をかけられ、一緒に知らない場所をさまようことに。そんな奔放な綾に戸惑う美姫だったが、初めて人と一緒にいる温かさを感じる。

帰り道、街でクラス委員長の大野翠を見かけ、あとを追ってみると、「さいころ倶楽部」と書かれたいかがわしい店にたどり着く。美姫と綾が恐る恐るドアを開けてみると、そこには見たこともない数々の美しいボードゲームが彼女たちを待っていた…。

放課後さいころ倶楽部アニメ公式サイトより~

落ち着いた雰囲気の作品

今回は引っ込み思案でなかなか人前には出られない主人公、武笠美姫(たけかさみき)が学校帰りに鴨川のほとりでたたずんでいるとふいに自転車を暴走させて川に落っこちたクラスメイトの高屋敷綾に話しかけられて京都市内をさまようことになったエピソード。

バスに乗り適当な場所にやってきた2人は迷子になりにきた、自由奔放に気ままに歩く綾に振り回される美姫。

お寺の境内から見た夕日に美姫は人と一緒にいることの温かさを感じます。

帰り道、バスの車内でクラスの委員長が街中を走っているのを偶然見かけた2人はバスを降り、後をつけていくことにした、校則に厳しい委員長が何故こんなところに!?と疑問をいだきつつ委員長が入っていったビルに2人もおそるおそる入っていくと、そこにあったのは「さいころ倶楽部」の名前で、海外、主にヨーロッパで考案されたのボードゲームを専用に取り扱うお店でした。

せっかく来たんだからとスキンヘッドでサングラスにひげの店長ととあるボードゲームで遊ぶことになった、今回遊ぶのは「マラケシュ」なるゲーム。

このゲームはプレイヤーが1から4のサイコロでアッサムさんなる一人の商人を操り、その後に周囲に2マス分あるじゅうたんを一枚敷いていく(1マスだけ他の人のじゅうたんの上に重なってもいい)、ゲームが進行し、別な人物の敷いたじゅうたんのマスに止まった場合、接しているじゅうたんの分も含めそのじゅうたんの持ち主にマス分のディルハム支払っていく、最終的に全員がじゅうたんをマスに敷き終わったときに一番ディルハムを多く持っているプレイヤーの勝利なルールで、非常に簡単に言うとお金を稼いでいくのが目的。

サイコロ振る前にアッサムさんの動かす向きを90度まで変えられ(もちろん変えなくてもいい)、壁にぶつかった場合は壁の絵柄のとおりにアッサムさんを動かしていく、終盤、じゅうたんがマスに増えていけばいくほど、お金を稼いでいくためにはどのようにじゅうたんを敷いていけばよいか?どのように誘導させていけばよいか?の戦略がカギになっていきます。

相手が初心者だろうが子どもだろうが容赦をしない店長に苦戦をする美姫に同じチームのメンバーとしてアドバイスをする委員長。

1か2を出すと店長に7ディルハムを支払う、その確率は1/2とじゅうたん配置が店長に圧倒的に有利になっているところ美姫の番がやってきた、リスクを恐れていては先に進めないという委員長は美姫にその思いを託します。

出たサイコロは4で店長のマスを見事に回避できた美姫、一方で今度は4を出さなければ美姫に11ディルハムを支払うことになってしまう店長。

※2と3が2マスずつある特殊なサイコロを使ってます

結局店長が出したのは2で、11ディルハムを支払い逆転勝ちをする美姫。

平日の18時以降は校則違反だから休日だったら来てもいいよ、と遠回しに遊びに誘う委員長。

そして、美姫は「楽しい」を見つけてくれる人と出会えたことに感謝をするのでした。

おお、JKたちがボードゲームをギャグもなくものすごく真剣に遊んでるよ!

これが、これが見たかったんだよ!

「あそびあそばせ」でもやってほしかったよ、海外のボードゲームを!!

でもって、ちょっと待った、CM前のアイキャッチなんなんだこれ!

店長に委員長が相手をしている・・・スナックかキャバクラかなんかかな??

そらスキンヘッドにサングラスだと怪しい男にしか見えないわな。

作品のテーマとしては・・・引っ込み思案の主人公が友人と海外のボードゲームを遊んでいくなかで、友人を増やしたり引っ込み思案なところが徐々に活発な性格に変わっていったりする成長を見せていくってところでしょうか。

テーマ的にはごくごくマンガらしくありふれているんですが、私を含め、日本人の95%以上の人間が誰も知らないであろう海外のアナログなボードゲームを題材に選んできた点は好印象。

それでもって、ルールや遊び方の解説もなされているので明日さっそくすごろくややイエローサブマリンに行って買ってくるのもOK。

全体的なストーリーの雰囲気も落ち着いていて極端に読者視聴者に媚びてきていない、まさに私好みですね。

私が期待した通りの作品です。

作中で熱い京都弁disりがはじまってるんですが・・・

京都民以外が聞いたらやたら皮肉に感じられるあの京都弁、あいまいな表現が多いからだったのか!!

京都の描写が秀逸

今作品の舞台は京都ということもあって数度目かの視聴ではGoogle mapとストリートビューも使い出てきた場所を確かめつつ視聴しているんですが、南禅寺出てきたね。

あの古めかしいレンガ造りの水道橋が見えるお寺です。

来月紅葉の時期に京都の瑠璃光院に行く機会があるんですが、おけいはんと地下鉄東西線でいけるところが出てきたので聖地巡礼をしてみようかな・・・

あ、ロケ協力の京都府立北桑田高等学校に行こうとしている方、気をつけてください、住所は京都市右京区ってなってますが、実際の場所は京都市街地からものすごく離れた、おどろくほど山奥にありますから。

周りが田んぼと畑・・・どこやねん!

京都の描写に感銘を受けつつ、北桑田高等学校が山の中にあることに驚きつつ、海外の実在するボードゲームを紹介してくれる点においても今後の展開に期待したいですね。

それでは第2話でもお会いしましょう!

・・・しかしここでボードゲームを題材にした作品がアニメで出てくると、ボードゲーム好きな設定でニムドとかごきぶりポーカーあたりをたびたび遊んでいる描写が見られる理系ちゃんをうどん好き路線に進めちゃった「ぼくたちは勉強ができない」の原作者も歯がゆいだろうな・・・

ボードゲームの知名度がないからしかたないところではあるんですが・・・