この音とまれ!第14話感想:1クール目最終話にやりたかった?展開からはじまった




この音とまれ!第14話「一歩前へ」の感想です。

不良だらけの時瀬高校にある箏曲部の活動を描いた作品もいよいよ2クール目に突入していきます。

先輩の引退で武蔵ひとりになってしまった箏曲部も箏の名門鳳月流の跡取り鳳月さとわや元不良だったけど箏職人の祖父の家で暮らしたことで更生をした久遠愛と悪友の3バカトリオ、人間関係のトラウマが原因で人格が歪み、最初は結束ができている箏曲部の部活つぶしのために入部したけれどすっかりトラウマを克服されてしまった来栖妃呂の7人が所属。

汚物は消毒だとばかりに教頭は元不良の愛がいる箏曲部を消し去ろうとしたが、猛練習の末演奏が認められて部の存続を許可され、関東邦楽祭にエントリーし、合宿も含めて連日の練習に励みます。

そして後半のエピソードにおいて関東邦楽祭に参加、前回、第13話において武蔵、愛、さとわたち時瀬高校の演奏が終わりました。

それでは第14話を見ていきます!




第14話あらすじ

序盤こそ崩れながらも、邦楽祭で心揺さぶる演奏をした時瀬高校箏曲部。
愛は救護室からの帰り、姫坂女学院のかずさに呼びとめられる。
さとわに憧れ、追い続けてきたかずさは、今のさとわの音について思いの丈をぶつけてくる。さとわも密かにそれを聞いてしまうが、愛は――。
さらに全ての学校の演奏が終わり各校の部員たちが揃う中、澪という不思議な生徒が愛に声をかけてきて。
緊張が高まる中、ついに結果発表!!

この音とまれアニメ公式サイトより~

いよいよ関東邦楽祭も結果発表

本番前、久遠愛はふいに倒れてきた箏からさとわをかばおうとして手を負傷、診療してもらい、重症であると診断を受けるも本番に強行出場していきました。

手の痛みもあってか思うように弾けないことによる焦り、動揺からうまれた強いプレッシャーにより演奏がずれてグダグダになってしまうも、リズム、とくに裏拍を取ることが苦手な光太のとっさの判断で全員の演奏は持ち直し、後半はきれいな演奏がそろうようになり、ライバルからも別な高校の演奏か!?と思わせるくらい魅了する演奏を見せたそんな流れ。

ライバル校の生徒や審査員、愛の叔母、衣咲がそれぞれ後半の演奏の変わりように驚き感銘を受けるも、一人納得行かないのはさとわのライバル、かずさ。

愛は左手の負傷を受けても強行出場したために全治一ヶ月の診断を下されるのでした。

そして、次の順番は澪たちがいる珀音高校の出番。

さとわがいながら曲の前半をガッタガタの演奏にしやがったことに納得がいかないかずさは演奏終了後の愛に言いがかりをつけてきた、その言葉はとても汚く、柱の陰で隠れてコッソリ聞いていたさとわも昔母親に言われたことを思い出してしまっていました(さとわは箏の名門、鳳月流の跡取り娘として厳しく育ってきたけれど、仲違いがきっかけで母から破門されている)。

これに対し、愛は「初めて聞いた演奏よりも、今の演奏のほうがやさしくて好きだ」と返していきます。

すっかりヤン化してしまったかずさ、しかし、かずさはさとわの演奏に垣間見えた孤独さに美しさを感じていた、そう、さとわは愛や武蔵たち時瀬高校の箏曲部に入り、武蔵や愛、愛の悪友3人組らが実は仲間思いでみな努力家だったことを知ったことで箏の音色が徐々にあたたかく優しいものへと変わっていったのですが、かずさはもしさとわが自分ののところの部にいたらあの楽しそうで嬉しそうな温かい音色を聞くことはなかっただろう、自分ができないことをやっている愛に複雑な感情を抱いていたのです。

そして柱の影でずっとこっそり聞いていたさとわは愛の一言で号泣し、コンビニで買いまくったチョコを袋ごと渡すのでした。

全校の演奏が終わり、いよいよ結果発表。

33校から出場した各県ごとに優秀校を決め、そのなかから最優秀校を決めていきます。

愛は後ろの席から連絡先を執拗に聞こうとしている澪に振り回されつつ優秀校の発表を聞いていきます。

東京は・・・明陵高校。

茨城は・・・永代付属高校。

神奈川は・・・珀音高校。

なんと、数多の大会においてだいたい名前が出てくるであろう姫坂女学院の名前が一度たりとも出てこなかった、この事実にひどく動揺し、涙を流すかずさ。

(姫坂の演奏の感想は衣咲が話してくれているけれど、もう3ヶ月前の第13話のこと)

愛たち時瀬高校は優秀賞にも選ばれませんでしたが、当人たちにとってはベスト以上の演奏をしただろうと顧問から認められるのでした。

かずさは冷たさがあるさとわの演奏が好きだったのね・・・

でも時瀬高校の部員の高い結束力には観客の心を揺らす演奏をする表現力もじゅうぶんすぎるほどに兼ね備わっていた、だけれども姫坂女学院の演奏は演奏技術だけは高いが、表現力が備わっていない(第13話、衣咲の感想より)、その表現力の有無はそのままさとわの演奏の変化にも現れていた、と。

ということは、ある意味姫坂女学院は表現力という才能の芽がはえてこない指導方法だった、悪く言うと顧問から教えられたとおりに、マニュアルのとおりにただひいている部員だけを生み出してしまう、そこでとどまってしまっていたのですよ。

4回転トゥループは飛べるけど、曲の解釈がいま一歩で、音から湧き出る感情のような表現力は浅田真央や荒川静香、羽生結弦に一歩ゆずってしまうフィギュアスケートの安藤美姫みたいなタイプなのか姫坂女学院は。

あ、これ、2クール目にして、さっそく体育会系ムーヴな雰囲気を醸し出しているな・・・

普段は顧問の先生が部員の練習について全く褒めないんだけど、大会で実力を出し切ったことをひとつ褒めただけで部員は顧問のことを好印象で見るようになる、そんな洗脳に似てます。

決して陰キャとは相容れない、陽キャでないと味わえない、そんなやつ。

優秀校だという珀音高校の演奏を聞かせてよ

こちらもこちらで、完全に1クール目を視聴している人向けの始まり方でしたね。

珀音の演奏、どんなのだったんだろう・・・最優秀賞になってるからには心地よい演奏を聴かせてくれたんでしょうが、残念なことにバッサリとカット!

結局どこがいいのかわからないまま、審査員からの結果で言及されただけでした。

おいおい、珀音高校の演奏の感想を演奏シーンとともに誰かの口から代弁させてやれって!

他のライバル、永代付属高校や姫坂女学院、明陵高校はしっかりと演奏シーン描写していたで!

しかしそうすると、もう15分必要になるんですけどね。

「アイツは強い!」「どこが?」「・・・さあ?」具体的に言えないとか納得いかんぞ・・・

音聴かせてよ音を!!

登場人物の通う高校を簡単におさらい

登場人物について、今回登場した人物たちがどこの高校にいるのかを一度おさらいしておきましょうか。

黒髪ロングのJK鳳月さとわやメガネの部長武蔵(たけぞう)、元不良の久遠愛(くどおちか)たちがいるのは神奈川県立の時瀬高校、大会には出場しているものの実力はまだまだ足らず、まわりからも弱小とされている高校です。

で、鳳月さとわにものすごく執着しているピンク髪で佐倉綾音が声やってるJK、かずさがいるのが神奈川県にある私立姫坂女学院。

桜介たちがいるのは東京都の明陵高校。

愛に名前を執拗に聞こうとしてきた神崎澪なる男子とキンキンした高い声の女子がいるのが神奈川県の珀音高校。

千ちゃんなる茨城なまりのイキリ男子生徒がいるのが茨城にある永代付属高校。

で、時瀬以外の3校は箏曲の大会の上位を常に争っている強豪校。

なんだろう、本当だったらどうしても1クール目の最終話にやりたかったんだけど、放送枠の都合か2クール目の最初にせざるを得なかった、そんなエピソードでしたね。

各高校の演奏の審査員の評価から結果発表は本来は演奏の本番とセットで行われるべきわけですが・・・

第13話から3ヶ月も空いてしまっているがために、視聴者も各高校がどんな演奏をしてきたのか忘れてしまうんですよ。

人間、3ヶ月も待てる気の長い人なんてそうそうませんし、間の1クールに多数の作品が放映されて記憶なんてどんどん上書きされていっちゃいますし。

やべえよさとわちゃん、愛に完落ちした上、コンビニで買ってきた大量のいちごチョコのお菓子を袋ごと渡す、こないだ高木さん11話で高木さんが夏祭りに誘われたときに缶ジュースを4本渡してきたアレとまるっきりおんなじことをしてたよ!

あれなのか、女は好きな人には嬉しくて舞い上がっちゃって、何かしらのものをあげちゃうものなのか!

覚えておいてください、女の子からものをもらったら脈アリですよ!

ただし中学の卒業式に技術の授業で作った壊れたラジオを渡してきた女子生徒!

いざ1度だけ使ってみたらチューニングがずれまくっていた(東京FMを聞こうと思ったら違うところにダイヤルを合わせないといけない)けれど、わたしにそれが直せると思うのか!?