胡蝶綺~若き信長~第12話(最終話)感想:桶狭間の戦い前夜、数では圧倒的に不利の信長はどう今川義元を討つ!?




胡蝶綺~若き信長~第12話(最終話)「桶狭間」の感想です。

今回は若き頃の信長を語るには欠かせない桶狭間の戦いの前夜を描いたエピソード。

桶狭間の戦いといえば隣国の今川義元が尾張織田家が家督争いで揺らいでる間に今川に寝返った武将たちとともに着実に力をつけて尾張へ攻め込み、これを織田家の家督争いに勝利した信長が迎え討った戦として有名。

今川軍は20000、いや、40000にまで膨れ上がるなか信長の軍勢はわずか2000。

どう見ても数から見たら勝ち目のない戦いなんですが、信長は村の子供たちが経験則で知っている、ツバメが低く飛んだらもうすぐ雨が降ることや、夢に現れた父の信秀の鷹狩りの手法に戦法のヒントを見て、地勢上険しい山を越えないといけないために多数の軍勢もうんと縦に長い配列になる、そのため、敵は40000の軍勢だが、実際に戦うのは今川義元を護衛する僅か数千の兵だけでよく、残りを全滅させる必要はない、だからこの戦いでは数の多さが逆に不利になるだろうと読みます。

さらに、この戦いでは悪天候なる運も味方につけた、鷲頭や丸目の砦を攻め落とした上、豪雨で見通しが悪いからさすがに攻めてこないだろうと今川義元が油断していた隙をついて信長自ら最前線に出て奇襲に成功、義元の首を討ち取り見事勝利。

この戦いには前田利家も合流、さらに、池田恒興や馬場礼次郎、ほか多数の家臣団も信長を信じて馳せ参じ候、独りよがりの戦いになりそうだったところへ、多数の側近の裏切りや離別もあってイマイチ信用しきれなかったであろう信長に、仲間としてどこまでもついていく人間が多数いることを信長も思い知ることになりました。

おっ、最終回で化けに化けたね、ものすごーく王道展開ながらもこれが歴史フィクション、創作物なのですよ。

たしかにもう1話欲しかったってのはある、熱田神宮で前田利家合流は完全に尺との兼ね合いによる妥協策みたいなものだし、なんか尻切れトンボで終わってしまいましたし。

もうちょっと桶狭間の戦いをじっくり描いてほしかったのもありますし。

とはいえ、信長を題材にした作品では上位の評価になりますね。

史実では謎に満ちていた帰蝶や津々木蔵人の人物設定や使い方もグレート、信長の性格改変もいい方向に働いていた、私としては完全に他の方が言っているBLものではなく歴史創作ものとしてみていたんですが、そうさくとして申し分ない作品でしたね。

そうか、沢彦和尚は信長が天下人になる方に賭けていたか…

視聴者からしたら信長がもう目の前まで攻め込んでいる義元とこんなときですら和睦しようとすること自体が大うつけこの上ないわけですが、信長が熱田神宮で切腹をも視野にしているということは…あれガチで軍勢4万もの数字聞いて逃げ腰になっていて、和睦しようとしてたのか?

義元が和睦を受け入れた段階で、尾張が周りのよく知らないような国からも2ランク3ランク格下に見られるんだぞ?

もちろん信長はその場で切腹です。

しかしぶっちゃけ、桶狭間で切腹しようとする信長は斬新だったな、お前どこまで人がいいんだよっていうね。

この信長、天下統一する気ないだろっていうね。

沢彦さんもよく休息の名目で和睦を直前で止めてくれていたよね。

周りの人に助けられすぎだよ信長様ァ!