鬼滅の刃第26話(最終話)感想:無惨の職場はス○ガ銀行もびっくりのブラック




鬼滅の刃第26話(最終話)「新たなる任務」の感想です。

前回は炭治郎たちの傷の治癒とともに機能回復訓練がどんどん進み、「全集中、常中」を会得していくエピソード。

その一方で、栗花落カナヲの過去も語られた、彼女は極貧の農村で生まれ、まともに教育も育児もなされず金のために親から人売の手に渡り、いま吉原で芸者になろうとしていたところを胡蝶しのぶと姉の胡蝶カナエにより保護して引き取られた経歴を持った人物。

コインを持っていて、コイントスで全てを決めているのはそんな幼児期を過ごしてきたためにすべて自分で判断できないために、自分で決める子になれるよう、そのきっかけづくりのためにしのぶとカナエがコインを送ってくれたから。

それでは第26話を見ていきます!




第26話あらすじ

炭治郎たちが機能回復訓練に勤しむその裏で、鬼の絶対的支配者・鬼舞辻無惨により、
十二鬼月の下弦が集められ、鬼側もあらたに動き出そうとしていた。
訓練も終盤をむかえ、カナヲとの訓練も互角の勝負ができるようにまで成長した炭治郎のもとに、
鎹鴉より新たな任務が伝えられるのだった。

鬼滅の刃アニメ公式サイトより~

鬼舞辻無惨のブラック職場&炭次郎のホワイト職場

今回は鬼舞辻無惨が下弦の鬼を皆殺しにし、一方で、炭治郎、善逸、伊之助の3人は蝶屋敷での療養をおえ、鎹烏により無限列車の攻略なる新たな任務に行くことになるエピソード。

数ヶ月前、鬼舞辻無惨は女性に扮し、気配を隠した上で下弦の鬼5体の前に現れました。

那田蜘蛛山の戦いにおいて炭治郎たちにより下弦の伍、累が倒された、彼はここ100年あまり十二鬼月の上限は顔ぶれが変わらず、鬼殺隊の最高ランクである柱の人間もたびたび殺めている実績もあるけれど、下弦はしばしば顔ぶれが変わり、何一つ成果が挙げられていないことを彼らに咎めていった、鬼の気持ちを読み取った上で肯定したやつも否定したやつも不要とばかりに皆殺し(鬼狩りに出くわしただけで逃げようとしているやつすらいるために本当に不要だと思っている)、この場から逃げようとしても無惨のほうが強いために彼もまた、殺された、さらに、適当な言い訳をする鬼も無慈悲に殺された、残った1体の鬼にのみ鬼舞辻自身の血を大量に与え、強化をすることとしました。

※炭治郎たちの療養には半年ほどかかってます

一方で今日の訓練におけるカナヲとの反射神経対決は10勝10敗と見事に互角な炭治郎。

彼らには完全に治癒されるのを待って鎹烏により新しい任務が与えられた、その任務とは、蝶屋敷から西を走る無限列車に乗り込み煉獄杏寿郎と合流し鬼を倒せというもの。

この任務には胡蝶しのぶの斡旋もあった、彼には今後ののびしろがあることや鬼舞辻無惨を倒す明確な目的があり、実際に1度浅草の街で会ったことがあること、ヒノカミ神楽を使えるので、炎柱の煉獄杏寿郎にならなにか情報が得られるのではないか、というのが斡旋の理由。

いよいよ超屋敷から出ることになり、アオイに別れを告げる炭治郎、彼はカナヲがコイントスですべてを決めている理由、「全てどうでもいいから決められない」に対し、炭治郎はカナヲが自分の心のままで決めるかどうかをコイントスで決めていきます。

表が出たらカナヲは自分の心のままに生きろ、ちょこっとイカサマをして(地面に落ちた瞬間を見せず、裏が出ても何度でも表が出るまで投げるつもりだった)表を出した炭治郎は、カナヲの思いに一石を投じていきます。

冨岡さんとも再会し、炭次郎に禰豆子を他の柱から守った礼は仕事で返せと言い残していきました。

そして炭治郎たちは任務のために目的の汽車、列車に無事、かけこみで乗り込んでいきます。

その列車には煉獄杏寿郎だけでなく、下弦の鬼のうち鬼舞辻無惨の血を分け与えられ、生き残った鬼もいるのでした。

鬼舞辻無惨のリアルな職場

なんだこの鬼舞辻無惨のブラックな職場は!

つい何年か前に話題になったスル○銀行もびっくりの激詰めが行われているではありませんか!

会話がものすごいブラック企業のリアルを描いているよ。

無惨なんてもはや言ってることがブラック企業のサイコパスな社長だよ。

中間管理職の下弦の鬼が社長に詰められているよ。

○富士のどこかの弱い支店長と荒々しい上司のマネージャーとの電話のようだよ。

これあれでしょ?ノルマ未達だとテレアポ営業中に上司から業務用のでかくてごついセロハンテープが飛んでくるタイプの詰められ方だよね!?

新人研修は富士山麓で3日ほどこもらされ、指導役から人格を完全否定されて洗脳しにかかったり、穴を掘ったり、大声で社訓か何かを叫んだり、あとは駅前で名刺交換してそうだもの。

そこから見るとさ、鬼殺隊の職場環境はまだホワイトだよね。

そこかしこに鬼が入り込めないように弱点の藤の花のニオイがする療養施設もあるし、鬼との戦いで負傷したときは治療、完治が最優先だし。

そんな鬼舞辻無惨なんですが、普段は変装しているあたり、やはり何かに怯えている、死から怯えている、周りに強い口調で喚き散らしている人間(鬼)ってのはだいたいものすごく弱い人間なんだけどそれを周りに隠している事が多いですからね。

でかいアルファード/ヴェルファイアに乗って、どこかその車のパーツをカスタマイズしてイキってる人間もだいたいそのたぐいの人間です。

あんまり近づきたくないですけどね。

そうか、これから炭治郎が行くことになると任務、無限列車編は劇場公開なのか。

蒸気機関車、元ネタの形式はなんだろう。

多分時代は合わせていると思うので、明治から大正の時代に輸入されてきた個体だとは思いますが。

冨岡さん、お礼は仕事で返せばいいとかなかなかにきざなことを言うね。

昔大泉洋がローカル番組でしゃべった、所属タレントをひきつれてカラオケに行ったときのOFFICE CUE(大泉洋が所属してる芸能事務所)の副社みたいだったよ。

こんな発言ができるのに、なんで他の柱から嫌われているのか気になってならないくらいだったよ。

カナヲにこれからは自分の心のままに生きてほしいと最後にコイントスで決めていった炭次郎もキレイだった!

FF6で王の座を弟マッシュとどちらがつくか選ぶことになったときに自由に生きることを渇望していたマッシュにはその夢、願いを叶えてほしいと両面表のコイントスをして自らが王になったエピソードがあるエドガーくらい良かった!

そう、コイントスの結果なんてものはイカサマをしてしまえばなんぼでも動かせるものですから、自分だったらこうしたい、でもイマイチその選択が正しいか自信が持てない、どうでもいいから決められないのではなく、実は自分ではこうしたいとすでに心のなかでは明確なものを決めているんだけど、自分の意思の弱さをコインに責任をすべておっかぶせて言い訳をして補強するための材料の1つにすぎないのですよ。

これからはカナヲも自分の気持ちを表に出せるようになる機会が増えてくるかな。

炭治郎は周りの人間や鬼に対しいい影響ばかりをもたらしていきますね。

そら胡蝶しのぶも次の任務に彼を使ってほしいと斡旋したくもなりますね。

今回は鬼舞辻無惨が下弦の鬼を集めた根城の映像美といい、炭次郎が誰彼かまわず優しい声掛けをしていく旅立ちのシーンといいキレイな幕のとじ方でしたね。

序盤のやたら説明じみた会話が気になるところではありましたが、おおむね熱い展開が続いて半年間土曜の深夜を楽しむことができました。

大正時代当時の浅草の描写なんてもはや秀逸、浅草12階こと凌雲閣が拝めるとか私歓喜でしたよ。

※さらざんまいでも凌雲閣が描かれていたのは内緒

もうあのシーンだけで飯食えましたからね。

それでは劇場版鬼滅の刃でもおあいしましょう!

ありがとうございました!