フルーツバスケット第19話感想:草摩家の問題児女装子登場、図太く生きることを選ぶ




フルーツバスケット第19話「ごめんなさいーっ」の感想です。

前回は中学に入ってから不登校になってしまい、さらに失語症にもかかってしまった草摩杞紗が初登場のエピソード。

虎が憑かれている杞紗は学校でもいじめられていて、杞紗の母親は娘の十二支の呪いに疲れてしまい限界ギリギリまでストレスが溜まってしまっていた、しばらく母親のリハビリを兼ねて透たちと紫呉の家に居候することにした杞紗は草摩家の助けを借り、強くなることを選び失語症も治り学校にもちょっとずつ行けるようになるのでした。

いまでこそ弱くてもそれなりに生きていける環境が整ってきつつありますが、原作が書かれた90年代は弱いやつは弱いままではいけない、もっと強くなれってさんざん言われ続けた、私も担当教師から言われた時代の違いを感じさせる描写がなされていましたね。

それでは、第19話見ていきます!




第19話あらすじ

満が原稿を受け取りに来た。が、家には誰もいない様子。電話をすると紫呉はたこ焼き屋にいると言うので、満は猛スピードで去っていった。そこへ透が帰宅。玄関の前で荷物を散乱させている和服の人が目に入る。咄嗟に拾うのを手伝うと、その人は「ごめんなさいーっ!」と頭をおさえて絶叫! その仕草から透はハッとして……。

フルーツバスケットアニメ公式サイトより~

草摩十二支の猿、利津が初登場

今回は鬼滅の刃でギャグキャラになっている我妻善逸くんのような性格をした草摩利津が初登場したエピソード。

善逸くんのように普段から超ネガティブな劣等感の塊で、初登場から「息をしてごめんなさい」と生きていることすら罪に感じているようなそんな極端な考えの持ち主。

そんでもって、女性でいるほうが気持ちとして楽だからという理由で普段は楽羅の服を借りたり、振り袖を着たり女装をして過ごしています。

そんなネガティブな性格を直そうと締切が近づいている紫呉の元へ編集のみっちゃんがやってきたことを利用して追い払うことになった利津、しかし、うまくいかず、さらに謝罪の際に勢いで透が挽いたドリップコーヒーをこぼして紫呉の執筆した原稿を複数枚汚してしまった、それに絶望をした利津は屋根に登り飛び降りようとします。

彼を引き止める透たち、透も屋根の上に登り開き直って図太く生きようと説得にかかります。

しかし透は劣化した屋根瓦に足を取られ屋根から落ちそうになったが軒の雨樋を壊したけれどギリギリのところで持ちこたえさらなる説得へ。

透の折伏にも似た説得により透は屋根から降り、紫呉に頼まれみっちゃんとたこ焼きを買いに行ったことでネガティブキャラ同士意気投合をするのでした。

利津は草摩旅館の病弱女将の子

ああ、利津って誰なのかと思ったら第11話に出てきた草摩旅館の体が弱い女将さんの子か。

ということは超ネガティブシンキングは母親譲りなのね。

あの母親は母親で夾の胸ぐら掴んで強い言葉で言い寄るシーンがあるので本当に体が弱いのかすこぶる謎ですが。

おそらく自分が猿に憑かれていてことあるごとに変身してしまい、病弱な母親がペコペコ謝罪する様子を何度も見てきたことで生きてることにすら罪悪感にさいなまれるようになった、そんな子に育ってしまったのかな。

序盤は善逸くんのようにネガティブシンキングでわめくギャグキャラなんですが、後半は透のやさしさで一元突破するシリアスな展開でしたね。

とはいえ、この人についてはなんの情も湧いてこないな・・・

なぜかというと視聴している私自身がとりわけ劣等感の塊だらけなわけでなく、別に女装趣味もないからですね。

うんうんと共感する部分がまるでなし!

まさか、男だからいろいろうるさく言われる、なら、女になるとみんなちやほやしてくれるだろう、という理由で女装に走っていないよな!?

そんな人間は私は好きではないですね・・・

女装を免罪符にしているんだもの。

唯一わかるのは社会不適合者ってなことくらいか。

善逸くんのようになにかひとつでも周りとは突き抜けた才能があればよかったんですが、見たところ、何もありませんでした。

不快ではないですがあんまり積極的に友達にはしたくないタイプですね。

そろそろ社会人と言われているからには大学4年または高校3年(多分前者だと思う)けど、あの様子じゃ草摩家の親類のやってる会社にコネ入社しないかぎり普通の民間企業じゃ内定先決まってないだろ彼の場合。

ずっとペコペコしまくって自己PRがまるでできてない面接の風景が思い出されるもの。

この人絶対に組織で働くよりも一人で働いたほうがいい、他人を意識することがないのでずっと楽に生きていられるから。

あの意志薄弱児ののび太も就職先が見つからなかった理由でひとり起業してるわけですから(ドラえもん単行本第1巻参照)。

と文章ではものすごく簡単にいったところであまたのブログを見渡してみたんですが、社会不適合者おすすめの職業として多くの人がラインナップに挙げているフリーランスや起業なんかで一人で働くほうが組織で働くよりも何千何万倍も難易度が高いんだよね・・・

のび太も起業したはいいものの末路は悲惨なことになってましたし(時代背景がいまとは全く違うとはいえ起業から3年で潰れる可能性が7割ある環境において7年も会社を存続できる才能はあるんですよねのび太も、倒産の引き金となったある一件さえなければ永続的に経営できたのでは)、いきなり大卒新卒入社した会社で初任給で20万前後もらえるわけではないし。

2019年現在いまはパソコンとインターネット環境さえあれば一人でもなんとかならなくはないんですが、それでもパソコンの画面の向こうには顧客がいますからねえ。

なんだか紫呉さんの担当編集のみっちゃんといい感じになってますし、みっちゃんに強引に矯正してもらうしかないな、弱点として、みっちゃんも一癖二癖ある点が挙げられますが、なにかあるとすぐにパニックになる利津はこうなったら彼女のヒモになるしか生きる道はないでしょう。

それでは第20話でもお会いしましょう!