フリージ第24話感想:ウム・サルームに叶わぬ恋の漁師&2020年ドバイ万博




フリージ第24話「かなわぬ恋/美術の天才」の感想です。

前回はおばあちゃんたちがバザーでそれぞれが思い思いのものを売り物を売ろうとしたけれど、誰も売れなかった、しかし、ウム・ハマスが売っていた果物、ジャムがとある団体により買い占められたことから始まるエピソード。

その団体はウム・ジャミールの言いつけにより、密造水タバコの味付けにこの果物を使おうとしたのです。

しかし、水タバコは発がん性が高い危険物ということを知った4人は製造をしている工場を爆破して潰したのでした。

それでは第24話も見ていきます!




かなわぬ恋

4人の玄関先でおばあちゃんが馬鹿な話で笑い合っていると前時代的な説教をするオッサンが現れた、彼の名前はサーレム・ビン・ナギド。

彼は伝説の漁師と一部で評されていて、昨日航海からようやくドバイの街へ帰ってきたと言います。

彼は若かりし頃に青い服の女性に恋をしたが結納金が高すぎて結婚ができなかったために一番大きい真珠を取りに行くといい、深い深い深海を潜っていったが、そのまま気を失い昏睡状態へ。

その若かりし頃に出会った青い服の女性とはなんとウム・サルーム。

ですが、ウム・サルームは全く覚えていませんでした。

ウム・ハマスが彼の家に料理を作って偵察に行くと、街中の未亡人や独身の女性が勢揃いして家の前で待っています。

そこに家から出てきたサーレム・ビン・ナギドは昏睡から目覚めたことを言おうかいなかウム・ハマスに相談した、すると、ウム・ハマスはもう一度真珠漁に出てみたらいいとけしかけ、サーレム・ビン・ナギドは本当に漁に出ていってしまいました。

小瓶に手紙を入れて海に投げ、決死の真珠採り漁をするサーレム・ビン・ナギド。

浜に上がったその小瓶を拾い上げ読み上げるウム・アラウィ。

しかし、サーレム・ビン・ナギドの名前を出してもウム・サルームは全く覚えていないのでした。

なに、サーレム・ビン・ナギドは昏睡状態から助からず、すでにあの世へ行っていたのか。

あの世から御霊だけがドバイの街へ戻ってきたけれど、ウム・サルームはおっとりやさしい痴呆か、それとも名前や姿を30年も見聞きしなかったから自然に記憶から消えていく形で忘れていたかな。

そういうことよね、この話は。

そこに、お得意のウム・ハマスがけしかけて海というかあの世へ引き戻させてしまった、いつものパターンにもっていったと。

ところで、wikipediaでも書かれているとおり、ドバイをはじめ、ペルシャ湾一帯の真珠漁って命綱一本で深海に潜らないといけないほどものすごく過酷なのね。

石油が見つかる前はほそぼそとした漁村だったというドバイ、今から100年前は主に真珠でお金を稼いでいたそうですが、ドバイの真珠漁を壊滅させたのが、実は1920年に英虞湾で養殖に成功した我が国日本だと知ったらびっくりするでしょうね、日本人が。

ドバイの昔の真珠採りの様子を再現した動画がありましたが、たしかに船から素潜りで命綱一つで深海の底に潜り、かなり命がけで漁をしていたようです。

それが日本の真珠養殖で壊滅的になり、半信半疑だった大量に埋蔵されている石油の採掘に活路を見出した、と。

しかもその日本の真珠養殖技術がなろう系チートラノベ顔負けのものだったんだそうで。

で、その真珠養殖を成功させた御木本幸吉氏が立ち上げたミキモトのお店が、現代において、なんとドバイのとあるショッピングモールにあるらしい・・・

しらずしらずのうちにドバイの真珠産業を壊滅させていたミキモトのお店がいまドバイにあるとか、これはなんの因果だろうね。

美術の天才

テレビを見ている4人、今テレビで映っているのは「絵画鑑賞の時間」なる番組。

しかし、ウム・アラウィ以外は絵画の知識もセンスも持ち合わせていませんでした。

ひとりなげくウム・アラウィは絵画について教えるも、著名な画家の名作を揃いも揃ってこき下ろすだけの3人。

そこにドバイ万博に行きたいというアブードがやってきた、その万博のテーマになる絵を探していると言います。

さらに、マーガレットが玄関先に絵画をおいていった、その絵画は4人のおばあちゃんを野菜に見立てた親交の印でもあるもの。

お返しにウム・サルームの手形を送ると、なんとこれが、あれよあれよとオークションで取引されるまでになってしまいました。

手形は1000万ドルからオークションが始まり、値段が2000万ドル、3000万ドルにまで跳ね上がっていくも、この画はウム・サルームがアブードの宿題のためにあげるから売らないと言います。

最後の最後に、オークション参加者の手形でドバイ万博のシンボルマークが描かれるのでした。

あ、私も絵画の知識もセンスも持ち合わせてなかった・・・

とてもじゃないけどまともな絵画なんてかけっこありませんので評論もできません。

そんでもって、アブードくんのキャラクターが変わってきましたね。

初期の頃はやんちゃ坊主だったのになんだかいまじゃミュージカルで歌ったり、お金にがめつい大人たちに失望してオークション会場から出ていこうとする描写もあったりとかわいらしい少年になってますよ。

2020年、今からするともう来年開催されるドバイ万博の話が出てきました。

ドバイと言えば以前のエピソードで出てきたグローバルヴィレッジなる場所が有名ですが、あちらはミニ万博。

こちらは正真正銘の万国博覧会。

しかも最後の最後に手形で作ったドバイ万博のシンボルマークまできました。

なんだろう、ドバイ万博が決まるか決まらないかってときに制作された、宣伝を兼ねたエピソードだったのかな。

国のまつりごとをエピソードに織り込められるってことはフリージがドバイではすっかり国民的人気番組になっているってのが分かりますね。

日本でも2005年に愛知県で愛・地球博が開催され、2025年に今度は大阪市の夢洲の埋立地でやることが決定、しかも1970年万博依頼の大阪開催なのが記憶に新しいですが、もはや誰一人として万博の話をしていないのが寂しいところ。

私としては2020年五輪、2025年万博と2020年代前半は日本にスポットライトが当たる5年になることに期待をしているんですが、もう日本では6年後の大金よりも今日明日の食費を考える人のほうが多くなってしまった、多分彼らこそが抵抗勢力となって五輪と万博を潰すようになりますよこのままだと。

日本は老害が潰すのではなく、老害老害だとのたまってはTwitterで中古の軽乗用車を買った女子高生によってたかってクソリプを送りまくってアカウント削除に追い込むようなバカな若害がそのまま自分たちが忌み嫌っている老害になり、目にも留まらぬ速さで潰すことになるでしょう。

ここは社会的なことを書くブログじゃないんだよ・・・

アニメを見ながら面白おかしいことを描いて視聴者に楽しんでもらおうってなブログなんだよ・・・

それでは第25話でもお会いしましょう!