フリージ第11話感想:ウム・ハマスの母親が再婚&ウム・ジャミールの若い娘をいじめて楽しむ4人のババア




フリージ第11話「99歳、再婚/じゃじゃ馬ならし」の感想です。

前回は腹を下したウム・ハマスが医者に行ったところ余命10日との宣告を受けてしまった、それはヤブ医者の適当な診断結果だったんですが、それでも死ぬと信じて疑わないウム・ハマスはその間に説教師になり、ツケを返したり葬儀のテントを手配するも死ぬことはなくそのままテレビに出演する名説教師になったエピソードと4人のおばあちゃんが商店街の福引で当てた航空券(と自腹で購入した航空券)を手にロンドンに旅行に行くも、電車に乗り遅れたり野良犬に追っかけられて急ぎ足で帰国してやっぱり母国が一番と感慨にふけるドタバタ旅行記のエピソードでした。

それでは第11話も見ていきます!




99歳、再婚?

ウム・ウム・ハマス99歳、棺桶に片足突っ込んでいるけれど、このたび再婚します♪なエピソード。

ウム・ウム・ハマスは若い男性から求婚された、その男性は若くて一財産築いていて、おまけに初婚でイケメンときたもんだからなぜに自分のもとに結婚相手が来ないのか嘆く娘のウム・ハマス。

その日の夜、新郎となる男性がウム・サイードの家を訪れ、ウム・ウム・ハマスとの結婚のお許しを請いにきました。

ウム・ハマスは許可するんですが、婚姻関係になるための関門として契約料900万円と保険料300万円、払い戻しなし、離婚×、結納として金のネックレス20本、金のブレスレット7本、特注のドレス20着、蛇革のサンダル20足、高級ブランドの香水を各種5リットル分、7日間にわたる豪勢な式を夜通し、アラビアンダンサーを24時間体制で7日間ぶちぬきで手配、近隣諸国からVIP用テントも手配、具体的にはアラブ首長国連邦はもちろんのこと、クウェート、カタール、バーレーン、サウジアラビアの来賓のためにもてなしの料理も用意しろと新郎に迫るのでした。

翌日、本当に近隣諸国を回り、さらには宝石類やドレスを含めて本当にすべてを1日足らずで手配してきた新郎なのでした。

これ、現地放映版ですとその先もありまして、ラストシーンはウエディングドレスを着たウム・ウム・ハマスがテントの中、それも大階段があるほどの大きいテントから結婚式に向かう様子が描かれていたのですが日本版ではカットされてしまいました。

今回の見どころはなんだ、あのババアに相手ができて私に相手がいないのはおかしいと新郎の目の前ですら皮肉をベラベラ言いまくるおばあちゃんたちの姿か、ウム・ハマスの私利私欲にまみれた無茶とも言える要求をべらべら並べ立てるところか、それとも、新郎はすべての要求されたものを本当に用意してきた、その莫大な資産、おそらくはオイルマネーのたまものか。

ウム・ハマスはOKといいつつ無謀な要求をしてきた、本音では結婚を猛反対していたんですね・・・

ウム・ウム・ハマスと結婚したかった新郎が本当にその要求をすべて飲み、あっという間に準備をしてきた、最終的にはその様子に根負けした形になりましたが。

今回はオチは弱かったかな・・・現地版のオチがカットされていましたからね。

若い男性といいつつCGはウム・ウム・ハマスの使い回しとかいうものすごくお手軽なコスト削減をしておりましたね。

じゃじゃ馬ならし

今回はウム・ジャミールの美人な娘がウム・サイードの家にやってくるも、4人のおばあちゃんにさんざんいびられてしまうストーリーでした。

明日からハッジ(イスラム教の聖地メッカへの巡礼)に行っている間、娘のジャミーラの面倒を見てくれないかと頼むウム・ジャミール、しかし、家にやってきたジャミーラはウム・サイードの家にある家具や調度品を古いと言い放つ、とんだじゃじゃ馬でした・・・

(しかも全部日本語に翻訳されてしまったために分かりづらくなりましたが、現地版ではジャミーラはアラビア語ではなく英語を話しています)

ウム・ハマスが「アブード(ウム・サイードの孫、1度だけ登場)よりもヤバイ」と評するということは、かーなーりヤバイ女性ということですよ。

よこしまな事を考える4人のおばあちゃん、翌朝からさっそくいびり倒します。

・朝の巡礼をスルーして寝てるジャミーラの上にウム・ハマス(太っている)が乗っかってムリヤリ起こす

・時代は変わったと言うジャミーラに昔の伝統的な格好をさせる

・外で大きいツボに入ったたくさんの料理をぐつぐつ煮込ませる

・「教育」をほどこし、言い間違えるとステッキでぶったたく

・ウム・サイードがこないだグローバルビレッジで買ってきたと思しき赤い布地で仕立てた服を着せる

その結果、ジャミーラは・・・(アラビア語を話す)教育を施され、昔ながらの民族衣装を身にまとい、さらには4人のおばあちゃんが付けているものと同じ、金のブルカを装着しているのでありました。

すっかり伝統的なイスラム女性に変わってしまった姿を見て、ハッジから戻ってきたウム・ジャミールは気絶してしまうのでした。

今回はなんだ、本当に若い女性をいびり倒して倒して倒すだけ倒してそのまま終わってしまいましたね。

そこに日本のギャグアニメにおける大どんでん返しみたいなオチもなく、というか起承転結の転すら存在していませんでした。

強いて言うなら、古来のイスラム教の伝統をずっと守り続けてきたおばあちゃんが最近の若い女性の緩さが気に入らず、老害ぶりを発揮し通したと言えましょう。

ところで、Bパートは現地版でいう3期目のエピソードということですが、またしても脚本家が変わったのかなあ・・・。

で、ジャミーラが本編中、ファッションショーのように見せた格好はイランやインドネシア(東南アジアだけど2億人以上の人口の9割以上がイスラム教徒で世界で一番イスラム教徒が多い国)あたりの若い女性の間で広まっている本当にカジュアルなもので、服装だけなら日米欧の人間と何ら変わらない、頭を隠すスカーフをかぶっていることでイスラム教徒だとかろうじて識別できる程度。

AパートBパート共通して言えるのは、おばあちゃんたちがいままでどおり、とんだ非道っぷりを見せつけてきたってことですね。

ただ、ストーリーの展開で言うなら、初心者向けのエピソードかな。

Bパートは現地で言う3期1話のエピソードでしたしね。

いよいよフリージも残すところあと2回となりました!

それでは第12話でもお会いしましょう!