フリージ第4話感想:魔女魔神死神・・・イスラムにもそんな風習があるのか




フリージ第4話「魔女の恋/不吉な女」の感想です。

この作品を視聴して感想を執筆しているブロガーはいるのだろうかと不安になる作品ではありますが、ツイッターではなぜか割と好評なので続けていきます。

どっち目当てなんだろう、最後のドバイ紹介コーナーに出てくる若月佑美なのか、純粋にエピソードを楽しんでいるのか。

さて、前回はウムハマスのもとに死んだ最初の夫の霊があらわれました。

なんでも、お金を借りていることが心残りだったんだとか。

お金を借りた相手はケチ雑貨屋の店主アッガーで、借金額は日本円で10円!

アッガーに対しては強気に出るウムハマス、なんと店を破壊してしまいました。

店の損害賠償も被ることになったウムハマス、なんとか全額返済したものの今度は2人めの夫が現れたエピソードでした。

それでは第4話も見ていきます!




魔女の恋

ある夜、赤おばあちゃんことウムサイードとオレンジおばあちゃんことウムアラウィと青おばあちゃんことウムサルームの3人がボードゲームを楽しんでいると停電が起きました。

そこに入ってきたのはバケモノではなく緑おばあちゃんことウムハマス。

ウムハマスに対して死神呼ばわりをするウムサイード 。

死神って誰?と問うウムアラウィに、「ウム・アル・デゥアイス」なる魔女のことと説明するウムサルーム。

ウムサルーム、記憶喪失の割にここぞとばかりに出てくるよね。

その夜、ウムハマスの家にその魔女が現れました。

なんでも、彼女によると魔女をウムハマスの家に行くようにいざなったのは母親(1話Bパートに登場した老人ホームに隔離されているババアね)だといいます。

実は魔女は結婚相手が欲しかった、助けてくれたら報酬は弾むよとお金大好きウムハマスをけしかけます。

魔女が恋をしているお相手は海の魔神、「ブ・ダルヤ」様とのこと。

その話に乗ったウムハマス。

さっそくウムハマスは3人と協力して魔神を呼び出そうとします。

ウムアラウィがいつも持ってるパソコンで検索するとなんと自身のホームページが見つかりました。

魔神は自身のウェブサイトを現世に作っていたのか・・・

そして、魔神は現世とチャットもできるのか・・・

チャットで美人で才色兼備だの職業は国家公務員だの盛るもんだからさっそく現れました、その魔神が。

その女はどこだ、どこにいるんだ、早く会いたいという魔神。

やはり人間だろうと魔神だろうと男は美人の女の話となるとすばやく動くよね。

ウムハマスはセッティングの場を設けるんですが、その場所はなんと第2話Aパート、「雑貨屋戦争」のラストで出てきたあの巨大なスーパーマーケットでした。

どう見ても日本のマンガのベタな出会い方(しかも女性の側が一目惚れするパターンの展開ね)なわけですが、2人はそのままゴールインしてしまいました!

高速展開がくり広げられております。

そのまま結婚した魔女と魔神。

すでに息子も誕生していて、お菓子をせびるのでありました。

あれ、オチが弱いどころか、報酬の話はどこへいったの・・・

地獄にかけてと約束したじゃありませんか!

報酬をもらうどころか逆にお菓子をせびられるウムハマス。

この他にも、魔神たちに鍋釜だけを貸し出されていてふんだりけったりなことになっていましたね。

さらっと面前で直接毒を吐くよねここのおばあちゃんたち。

まあ毒吐かないとおばあちゃんじゃないわけなんですが、今回だとウムサイード はウムハマスを「死神」呼ばわりですし、ウムサルームは「おくすり飲む?」ですからね。

何か危ないものに手を出していると思われてしまったか。

ウムハマスはいままでの夫が寿命でなくなったと言ってますが、本当なんですかね・・・

この人、お金にめざといので大金目当てに保険金詐欺を平気でしでかしそうなんですよ。

となると死神と形容されるのもまちがっていないのかもね。

いきなり本編開始早々見慣れないボードゲームが出てきましたが、こちら、UAEの地域研究をされているブログ「ドバイ千夜一夜」さんによりますと、UAEの人々にとって非常に馴染みが深い「ケーラム」というそうです。

blogcard url=”https://blogs.yahoo.co.jp/dubai1428/28674893.html”

白いコマを指でピン!と弾いてボードの4隅にある穴に黒いコマ、クリーム色のコマ、ピンクのコマを落とせば、それぞれのコマの色に対応した得点がもらえるルールで、得点が多い人が勝ちとなる非常にシンプルなゲームですね。

得点はピンク>クリーム色>黒の順に高い得点がもらえるそうです。

ビリヤードの指弾き版みたいなものといっていいでしょう。

中東にもおばけ話はあるんですね。

といっても、どうやら日本における幽霊の概念はイスラム教には存在しなくて、古くからの伝承から、妖怪や精霊を総称した「ジン」なる存在が広く伝わっているようです。

あのアラビアンナイトに出てくるランプの精も「ジン」だったりします。

不吉な女

本編がだいたい8分位に短縮されてしまいました。

記憶喪失なウムサルームの気絶、エアコンの故障、電気の寿命とたびかさなる不幸の原因がウムサイードの呪いのコーヒー(非常に味がまずい)にあるのではないかと踏んだウムハマス。

ウムアラウィの家に移動したウムハマスとウムサルーム。

やはりウムアラウィが一番お金を持ってるように見えますね。

やはり株式投資(実は3話でパソコンをカタカタしながらいつも株式投資やってることが判明)がうまくいってるおかげだろうか。

お金にあざといウムハマスの家にお金が来ずに粛々と株式投資やってるオレンジおばあちゃんの家にお金が来るのは風刺みたいなものか。

そして、ウムアラウィの肖像画がモナリザの雑コラみたいなことになってるのはご愛嬌。

「ここからは他人よ、バイバイするの」不吉しかもたらさないウムサイードに対して躊躇なく絶縁しようとする非常にドライなウムハマス。

しかし、長い付き合いがある3人はそれでもなお、ウムサイードの呪いを解こうとどうにかしようと考えます。

医者に行っても解決できなかった最終手段は・・・ウムサイードを伝説扱いした!

日本語吹き替えにおけるパパラッチは現地語ではなんと言うんだろう。

そして鏡に自分の姿を映させることで呪いを打ち消し、さらには反射により呪いの目をウムハマスに移したのでした。

今回は死神とか魔神とか魔女が登場するエピソードで統一されていましたね。

解決策がこれまた超強引なのは尺の都合なのかそれがフリージらしさなのか。


いよいよ平成最後のフリージが終わってしまいました。

平成から令和になる瞬間MXで放映されるのが「フリージ」第5話なのは幸運なのか不幸なのか。

それでは第5話でもお会いしましょう!