Fairy gone第13話感想:マーリヤとヴェロニカの過去、レイ・ドーンがスーナを焼き払うまで




Fairy gone フェアリーゴーン第13話「雨音の罪と白雪の罰」の感想です。

さて皆様、裏のヴィンランド・サガではなくこちらをお選びくださりありがとうございます。

夏アニメで放映されたマンガを原作とする「かつて神だった獣たち」と設定ダダかぶり!実はかつて神こそがFairy gone2クール目じゃないかと評す人もいましたが、こちらが正真正銘のFairy gone2クール目です。

1クール目のエピソードは覚えていらっしゃるでしょうか。

新型人工妖精の暴走、首相暗殺未遂、列車襲撃、マフィアとともにこれらを仕組んだのは統一ゼスキアからの分離独立を図ったハイブランツ公、ディーゼ。

首相を暗殺者から救ったディーゼは皇帝より妖精武器のフラタニルを賜り、ビーヴィー・リスカーとともに反乱を起こし、統一軍とともに参戦することになった違法妖精取締機関ドロテアのマーリヤとフリーたちは激闘の末鎮圧することに成功。

リスカーらは城外へと去り、ディーゼは皇帝の前でカルオー公レイ・ドーンの器に倒れ、ここに反乱は終結をしたのでした。

それでは第13話を見ていきます!




第13話あらすじ

大きな傷跡を残した「ディーゼの反乱」。
皇帝の前にたどり着いたディーゼの前に立ちはだかり、その野望を阻止したレイ・ドーン。『救国の英雄』の胸に去来するのは十二年前にマーリヤとヴェロニカ、そして自らの故郷スーナを焼いた苦い記憶──。

今回はディーゼの反乱の傷跡がいまだ癒えてない王都を歩くレイ・ドーンが統一戦争時に行った、故郷スーナを焼き払ったできごとを思い返すエピソード。

スーナの村は妖精幻体が多数生息している村。

マーリヤやヴェロニカだけでなくレイ・ドーンもスーナの村を故郷にしていて幼きレイ・ドーンは兄、ユルゲン・ドーンとともに妖精幻体を見に来ています。

なんでも、妖精幻体は動物に取り付くと妖精成体となる、そんな妖精幻体が多数生息している郷を人間は妖精郷と呼んでいて、昔は数箇所あった妖精郷も妖精幻体の乱獲で残るのはスーナの村周辺だけとなっているといいます。

そんなスーナで一人の娘、マーリヤが生まれたが、その日に代償として母親と父親が命を落とすこととなった、さらに、「あの方」から森を守る守人となったは「あの方」が住まう森の奥へひとりと向かっていきました。

「あの方」を鎮めるためにスーナの村では幸いの子を選抜し、儀式でいけにえとして捧げている、一方で、守人はあの方を倒してなんとしてでも儀式を阻止しようとしています。

マーリヤは周りに不幸を生む災いの子として村中の人間から避けられ、唯一のよりどころとなったのが、初めて森に入ったときに出会った幸いの子、ヴェロニカでした。

そんなとき、スーナの村にカルオー公になったレイ・ドーンが帰ってきた、いまから9年前、すでに妖精幻体を人間の体に埋め込んで戦う妖精兵を使い始めた統一戦争は終結したあとのことです。

レイ・ドーンは先の統一戦争で用いられた妖精幻体を滅ぼすために村を妖精郷ごと焼き払った、おまけに兄を含め、村人も皆殺しにして。

故郷を焼き払うレイ・ドーンにヴェロニカは復讐心をいだき、マーリヤを逃したのでした。

そこからマーリヤはヴェロニカを追うためにとあるマフィア組織に所属することになり、第1話でドロテアと契約することになる、と。

2クール目の方向性を決めるエピソード

と今回はレイ・ドーンがディーゼの反逆を止めた祝賀凱旋の合間に故郷のスーナの村を焼き払ったときのできごとが描かれました。

1クール目の復習と2クール目の方向性を決めるお話でしたね。

基本的には1クール目を見た方向けですが、2クール目から見始めた方にも優しい設計、というか、2クール目から見始めた方にも優しいってことは、1クール目のエピソードの大半はまるごと中央防波堤に捨て去られることを意味してるんですけどね。

2クール目の鍵となるのはレイ・ドーンと彼に復讐をするために動くヴェロニカと、復讐は無意味だとヴェロニカを追っかけて止めようとするマーリヤの3人かな。

レイ・ドーンは首相暗殺やディーゼの反逆を阻止した英雄と人々から崇められているわけですが、彼が言う通り、その真意は依然として蓋をされているまま。

妖精郷を焼き払った理由は建前では妖精の力が強すぎて人類にとって脅威になり、統制しないと再びの誤りを生みだすからと言っているけれども、その蓋の中に隠されている本音では何を思っているのか。

レイ・ドーンが言うスーナの民とすべての妖精を捕まえろという王の命は果たして本当にそう命を受けたのか。

捕まえろと言われたのにレイ・ドーンは村と森を焼き払い、人々と妖精をいきなり殺し始めたあたり、そこすら実は独断の可能性すら考えられます。

春から夏にかけて放映された数多のなろう系俺TUEEEEラノベを見た後にFairy goneを見ると、あまりの攻撃力の差から、Fairy goneが神作品に見えてならないね。

それでは第14話でもお会いしましょう!