【どろろ】第16話感想:どろろはイタチに拐われた、しらぬいはサメを操っている




どろろ第16話「しらぬいの巻」の感想です。

前回は村を治める鯖目が契約したマイマイオンバを百鬼丸が倒して無事に背骨を取り戻しましたが、その代償として鯖目の村がマイマイオンバにより全焼してしまう悲劇に見舞われてしまいました。

百鬼丸が鬼神を倒すと醍醐の国に不幸が襲いかかることを今回のエピソードにおいてようーやく実感するんですが、それでも百鬼丸は不幸が起きることを知りながらも、誰が犠牲になっても構わないとばかりに自分の体を取り戻すことを優先します。

一方で百鬼丸の考えに不信感みたいななにか感情を持つようになったどろろは百鬼丸とはぐれる形で別れてしまいました。

ちょうどそこへ元どろろの父親の右腕で、武士に寝返ったイタチが部下を引き連れ馬に乗って大群でどろろのもとに現れた、そんなストーリーです。

どろろと百鬼丸の運命やいかに!?




第16話あらすじ

どろろはイタチに連れられ、火袋が金を隠したとされる岬へと向かう。岬に渡るための舟を探していると、片腕の少年・しらぬいに声をかけられる

どろろアニメ公式サイトより~

イタチは宝を見つけてしまうのか?

火袋の隠した金を見つけるためにイタチにさらわれたどろろ。

しかし、どろろの背中に掘られた地図が実はお湯に浸からないと浮かび上がらないことまでは気づかず。

ならば体ごと持っていってしまえ!とばかりにどろろをかっさらって行ってしまいました。

数日間の移動でその

実はイタチは野伏やっていた頃から火袋の怪しげな動きに疑念を抱いていたけれど、火袋がしっぽを出さずに音を上げてしまった、その後、大金が必要になったときに山寺に向かっていたさなか、曼珠沙華の赤が印象的な花畑にある墓標に目をつけ掘り出したら偶然にもそれがお自夜の遺体で、背中を見たら金のありかが掘られていたよ、ってな寸法でした。

この当時は火葬は上流階級の間でだけ広まっていて、庶民は土葬が一般的だったのです。

そうとう保存状態が良くないと背中の傷は見えないと思うんですが、どろろはどこかから棺をこしらえて、そこにお自夜の遺体を入れていたんだろうか・・・?

火袋が金を隠した岬へとようやく近づいたけれども、そこへ行くための船がない、村があったが野伏に襲われたまま放置されていて、荒れ果ててしまっていました。

惨殺の血しぶきのあともなまなましく残っている村。

イタチたちは船を見つけたはいいけれども、どの船もぼろぼろになっていました。

そこにあらわれたのが片腕の少年、しらぬいでした。

しらぬいは次郎丸と三郎丸と名付けた2匹のサメを使って2隻の船を動かしていました。

しかもしらぬいはサメのエサとして自分の右腕を食わせ、人間の味を覚えたあとは死体ばかりを食わせていたと言います。

実は野伏が村を襲ったのは真っ赤なウソで、しらぬいが村人を皆殺しにした末、サメに食わせていたのでした。

しらぬいは船を襲いイタチの部下を一人ずつ食い殺していきます。

最初からしらぬいはイタチらをサメのエサにする気だったのでした。

すでに二隻中一隻が襲われ、部下は皆食われてしまいました。

人食いのサメを倒すことにしたどろろたち。

まずはどろろがひもで結ばれ海中にもぐりおとりになり、水面に上がってきたところを剣で刺して殺す作戦に出て無事成功をおさめます。

死んだサメを引っ張って岬へと向かったイタチたち。

流血をつかってしらぬいをおびき寄せるのが目的でした。

しらぬいによると、死んだサメは三郎丸とのこと。

しらぬいを拷問するが、どろろにより絶命だけは食い止められました。

さらに、どろろの背中の秘密を焚き火により知ることになったイタチたち。

どろろが実は女の子であることを知り、その上で刻んである宝の地図を書き出し、いよいよ探索へと出発してしまいました。

幼女が服を脱がされてひん剥かれてましたが、これまさに今頃フェミババアが黙ってないかもしれませんね。

一方でしらぬいは次郎丸を使いイタチたちを皆殺しにしようとします。

次郎丸はオーラスに目が真っ黒になった、実は妖怪だったのです。

おおっと、非常に気になるところで終わりましたね。

イタチたちはやはり火袋の隠した大金を見つけてしまうのだろうか。

とうとう

一方で片足が木の棒になった百鬼丸はどろろを探す道すがら、すれ違った僧侶から、義手義足の作り手の話を聞きます。

その作り手は名を・・・

もしかして3話で出てきた寿海が再登場するのかな?

といっても、百鬼丸は彼の名前が寿海であることを知ってたっけか?

もし寿海だったとしたら、いよいよ百鬼丸は育ての親と久方ぶりに再会することになります。

義足!義足をくれ!俺はどろろを助けたいのだ!と寿海に求める百鬼丸、そして、いよいよ鬼神を倒すことで体のパーツを取り戻し、声が聞こえるようになった百鬼丸や、その裏で起こる醍醐の国への代償を汁とともに、生とはどんなものかを寿海が諭すときが来ることになりました。

いよいよどろろたちの後半1/3の方向性が定まってくるときが訪れましたね。

しらぬいの過去は・・・描かないでしょう。

とりわけその点は必ずしも見ておかないといけない要素ではありませんからね。

前回のマイマイオンバと鯖目とのあやしげな関係を省き、鯖目と地域の密接なつながりと、そのつながりを百鬼丸が図らずも自分が生きるために壊す展開になった、そちらの面を重要視したのと同じことです。

イタチは案外いいやつ!?

イタチは火袋ら野伏を裏切ってこれからは侍と共生する時代だと部下を率いて領主に取り入ったけれども、実は領主は彼らを最初から捨て駒にしか思っておらず、戦場で裏切られてしまったことが判明しました。

まあ戦国時代っていったら、下剋上ありーの、捨て駒裏切りなんでもありーのの時代でしたからね。

敵陣の侍から命からがら逃げ切り、領主にこちらから見切りをつけられるだけの判断ができただけでも幸運か。

そこで再び野伏に戻ったが、今度は領主から金が入らなくなったために、生きるために大金が必要になったというのです。

そんなときにふと思い出したのが、火袋が隠した大金でした。

イタチは生きるためには死者すら使っていきます。

そうだ、フリーランスな流浪の民に逆戻りしたから、お給料がはいらなくなっちゃったからね・・。

とはいっても、イタチは隠した金のありかを暴こうにも当の火袋がしっぽをださないから自分が音を上げてしまったり、拷問をしていたしらぬいにとどめを刺すことをどろろの抗議ひとつであっさり踏みとどまったり、領主から裏切られサメにも襲われる逆境が訪れたときに案外弱気になってしまいには謝罪の言葉が出てきたりと情が残っていて、完全に悪いやつではないのも確かなんですよね。

もしかすると領主はそのイタチの性格を見抜き、うまーく利用していたのかも。

小悪党と言うよりかは良くも悪くも世の中、やっぱりそこら中にいる人間のひとりなんですよイタチは。

ということでこの作品における中盤から後半にかけてのターニングポイントがさっそく訪れることになりました。

果たして百鬼丸は体を戻して醍醐の国に災いをもたらす、庶民からみた鬼神となってしまうのか、それとも・・・

それでは第17話でもお会いしましょう!