コップクラフト第11話感想:久方ぶりのゼラーダ登場、国会議員への秀逸な質問




コップクラフト第11話「TRANSITIONAL CRISES」の感想です。

前回は市長選における候補者の1人、ドミンゴ・トゥルテが演説中に男に暗殺されるもFBIが介入して容疑者が引き取られていってしまった、それでも捜査を続けた結果、凶器は形状記憶合金のバイファート鋼でつくられた銃なことが判明したエピソード。

さらに、街では地球人により、治安を脅かすセマーニ人を排除するデモが発生していました。

なにやら裏でいろいろ大きなものがうごめいていますが、それでは第11話を見ていきます!




第11話あらすじ

マトバとティラナは市長候補であるドミンゴ・トゥルテに会いにいく。

コップクラフトアニメ公式サイトより~

民主主義への皮肉、そして黒幕が明らかに!?

今回はマトバとティラナが市長候補の1人、ドミンゴ・トゥルテに聞き込みに行くエピソード。

ドミンゴ・トゥルテは典型的なタカ派(先鋭的で過激な発言や武力も辞さない思想を持つ人たちの集団)で、セマーニ人を地球上から追放することを公約にして市長選に挑む人物、その過激な発言がマスコミから叩かれることもある、アメリカ至上主義の極右で、移民を排除してメキシコとの国境に壁を建設することを公約にしているアメリカの○ナルド・トランプみたいな人物。

マトバとティラナとの面会でも、ドミンゴ・トゥルテはセマーニ人の警官がいることを世も末だと評し、地球の法律を知らないから我が物顔で地球人から職を奪い、街でも平然と犯罪行為に手を染めることを憂いていた、さらに、政府も多額の援助金を渡し、帰還事業も進めているが地球のはるかに進んだ文明に感銘を受けたか一向に帰ろうとしないセマーニ人から地球人に街を取り戻そうと今回選挙に出馬した動機を語りました。

そんなトゥルテにマトバは1つ質問をした、それは、「地球人と政治家」、どちらを選べというもの。

トゥルテは政治家と答え、次の仕事に向かっていきました。

トゥルテに強い憤りを感じたティラナをなだめるマトバ。

一方で、ティラナは彼の周りには死人やラーテナの気配はなかったといいます。

その頃、2人の若い女性警官がネイサン・カーンズを射殺した一人の男について身元の聞き込みをしていた、情報によると、その男は腕にブルドッグのタトゥーをしていて、wikipediaにドハマリしている警官の1人ジェミーにより、その男は海兵隊員であることが判明。

順番は前後して、イーストロックパークではセマーニ人を排除する地球人のデモが発生していて強奪も発生している、との報道もありました。

そんな市長選にはセマーニ人への差別撤廃、待遇を改善することを公約に掲げたモゼリーメの妻が予備候補として立候補。

セマーニ人重視政策をするけれどゾーンを殺し屋に殺させたことがあるモゼリー目の妻とセマーニ人を排除する政策をとるトゥルテの間でどちらを支持すればいいか迷うティラナにマトバはこう説いた、「選挙とは誰がマシかをえらぶものだ」と。

そのさなか、今度はジャーナリストのランドルからマトバに電話が入り、急なタレコミが入り、指定された場所にて落ち合わせます。

そして射殺班の身元も判明、やはり海兵隊員で、階級は軍曹、ファルバーニ紛争におけるミラージュ作戦でmia(missing in action=戦闘中に行方不明)、発見されなかったことから実質戦死扱いとされ海兵隊を除籍されていた人物だったと言います。

暗殺に使った銃器、バイファート鋼を製造していた企業も割れ、こちらも投資家の体で潜入捜査へ。

タレコミによると、モゼリーメの妻が男と密会していた写真を激写してしまった、その写真には上半身裸で腕にブルドッグのタトゥーが入った男とローブ姿のモゼリーメの妻が映っていました。

何者かに後をつけているかもしれないとひどく混乱しているランドルとマトバたちのところへまたもやFBIの人間が現れた、3人は連行されるも、連行していく人間が全員死人だった、そして車の荷室に押し込められた2人がみたのは、ゼラーダの姿だったのでした。

硬派なエピソードに仕上がってきた

描けるんじゃん!描けるんじゃない!

硬派なエピソードを描けるじゃない!

この雰囲気でどうして11話まで続けてくれなかったのさ!

エロ本とかなんたらの書とか吸血鬼とか全くどうでもいいんだよ、こんなドラマを待っていたんですよこちらは!

アクションシーンは鳴りを潜めていましたが、あんなにショボショボなアクションシーンならあってもなくても大して変わりません。

背景をおさらいすると・・・セマーニ人が地球にどんどん移住してきて、我が物顔で犯罪行為を行ったり、低賃金の仕事をすすんでやったりするもんだから地球人から職と治安と住環境がどんどんうばわれていっている、そのことに反発した地球人がセマーニ人を排除するデモを起こし一部が暴徒化、拍車をかけているのがセマーニ人を差別することを公約に掲げるトゥルテが市長候補に名をつらめているのもあり、どんどんデモが過激化していくありさま。

一方でセマーニ人との共栄を政策として挙げているモゼリーメの妻がダンナの死により市長選の予備候補から正式な候補者へ。

しかし、彼女は高額の報酬と密会におけるお色気で暗殺者を雇い、ダンナを暗殺した人物でもありました。

これとは別に、ネイサン・カーンズ暗殺事件では操られた元海兵隊員の男によりバイファルト鋼で作られた銃が用いられた、こちらの事件は証拠隠滅のためにFBIもグルになっていて、更にその奥にはゼラーダの姿もあった、彼はFBIをすっかり手なづけていて、死人となったFBIの警官を10人近く操り、マトバたち3人を監禁していきます。

おそらくモゼリーメの妻とゼラーダも裏でつながっているとは思うんですが、どうやって片付けていくんだろうか。

4話以降全く登場してこなかったゼラーダが久しぶりに登場してきたことに喜んでおります。

これどうやって決着させていくんだろう。

セマーニ人を差別する政策を公約に掲げることについて、マトバから地球人と政治家をどちらか選べと聞かれて迷うことなく政治家と答えるトゥルテの生きる軸の太さにまさに政治に生きる男らしさを表していましたし、トゥルテに1票入れてみたいとも思いましたし、表面上はセマーニ人への共生を政策にするもその実どうなるかわからないモゼリーメの妻の存在や選挙は少しでも自分にとってマシな候補に投票をするもの、現代の民主主義を皮肉るマトバの発言もあったりとなかなかに見どころ多数。

意外とトゥルテがド○ルド・トランプでなく小○百合子、○山由紀夫の悪いところどりをした現環境大臣の小泉○次郎なことになったらそれもそれで視聴していきます。

最後のまとめ方が気になるところですね。

それでは第12話でもお会いしましょう!