キャロル&チューズデイ第2話感想:実は結末はすでに提示されている、早くもスカウトが来た




キャロル&チューズデイ第2話「Born to Run」の感想です。

前回は家出してきたチューズデイがバイトを転々とするミュージシャン志望の女性キャロルと出会い、音楽の方向性で意気投合しデュオユニット「キャロル&チューズデイ」を結成しました。

と同時に、モデルとしての仕事に飽き、今度は歌手を目指す方向転換を決めたアンジェラ、さらには飲んだくれの元プロデューサーのガスも登場、この2人がキャロルとチューズデイとどう関係するのかが気になる展開でもありましたね。

それでは第2話も見ていきます!




第2話あらすじ

家出娘のチューズデイがキャロルの部屋に転がり込み、共同生活が始まった。
その夜、キャロルはチューズデイに一緒に作った曲をちゃんとしたピアノで弾いてみたいと言う。思いついた場所は、火星移民メモリアルホール。
そして、アルバシティにはもうひとり、歌手デビューを目指す少女がいた。モデルのアンジェラ。彼女は現代最高のプロデューサー・タオのもと歌手として第一歩を踏み出そうとしていた。

キャロル&チューズデイアニメ公式サイトより~

すでに提示された結末までの過程を楽しむ作品

この作品、結末がどうなるのか最後までわからないというわけではなく、結末はすでに提示されています。

その提示された結末はどこかの会場において客からの拍手喝采、大盛況のままフィナーレを迎える、そんな描写。

ですので、その結末への過程を制作者はどのようにどう描いてくるのか、そこを私たち視聴者は見ることとなります。

アンジェラとキャロル&チューズデイの今回の動き

今回もやはり前回同様キャロルとチューズデイ、あとは同時並行としてモデルのアンジェラのシーンがところどころに挟まれるかたちでのストーリーが描かれていきます。

まずはアンジェラの方。

アンジェラはモデルの仕事に飽き飽きしていて、歌手に転向を目論んでいる少女。

今回のモデルの仕事も不満たらったらな表情を隠すかのように作り笑顔をして淡々とこなしていきました。

すでに未来の楽曲作りはAIを活用して、売れた曲のパターンを学習して売れる曲にする作曲をするんですね。

でも出てくる名前はマイケル・ジャクソンだったりダフトパンク(フランスのハウス、テクノ、エレクトロミュージックを作るデュオ)風だったりとわりと現代的だったりします。

ここで日本で大ヒットしたAKB風やTK風が出てきたら笑いましたが、さすがにそんな陳腐な固有名詞は出てきませんでした。

ここはいいところ。

さっそくボイストレーニングに入るんですが、最初ということでやはりうまくいかない様子。

もしかすると腹式呼吸ができていないとかそういう次元の話だっただろうか。

仰向けの体制になって、口を無理やり開かせて発声させるトレーニングをやっているのかはわかりませんが、というより、絶対にやらないでしょあの無理やりな体制で。

いま日本に大量にいるアイドルの生歌がカラオケレベルなのも腹式発声ができておらず、のどで歌ってしまっているため。

レコーディングした後の歌声をまともな形に修正するの大変なんだろうな・・・

一流の歌手になるためにはここからトレーニングが必要になりそう。

でもこちらもやっぱりサクセスストーリーになるんだろうな。

一方でキャロルとチューズデイ。

出会って以来共同生活をはじめています。

キャロルの新しいバイトは・・・泣き屋さんでした!

泣き屋さんとは、故人の葬式の際に雇われ、泣きじゃくって悲しみを大げさに表現する人たちのことです。

日本ではこの光景を見ることはありませんが、台湾や韓国、中国あたりではいまも風習として残っているようですね。

しかしキャロルは笑ってしまい即時クビになってしまいました。

人生の中で悲しみを経験したことがなかった模様。

留守番中にチューズデイはキャロルの部屋を清掃するも・・・失敗して余計に散らかしてしまいました。

ブラックカードも持っている正真正銘のお嬢様ですが、居場所が割れてしまうために使えませんでした。

好きなものをお互い列挙するシーンで出てきたシンディーさんとはシンディー・ローパーと推測、クリスタルさんとは調べたところ、どうやら作中に出てくるミュージシャンのことですね。

二人で作曲した曲を火星移民ホールでピアノで弾きたいキャロル。

警備員に知人がいるツテをうまーく利用して、警備の目をかいくぐる形でホールでゲリラ演奏をします。

まさかキャロル&チューズデイ知名度アップのきっかけが、PAさんがインスタのストーリーにゲリラ演奏中の様子を内緒で撮影した動画を、これまた直接生で聴いたPAさんがなにか感じるものがあり内緒でアップしたことだったとは。

しかも、「バズる」もごく普通に使うんですね。

飲んだくれの自称プロデューサー、居合わせた客が見ているその動画を見てこいつは大物になる素養があると見抜き偶然にも知人だった投稿者のPAさんに誰なのかを聞き、正体が判明しました。

日本のクソアフィブロガーならば即「インスタのストーリー動画で大ヒットの無名歌手、キャロル&チューズデイの正体とは!?」みたいな記事が雨後の筍のごとく大量に出てくることでしょう。

しかし、当の本人たちは自分たちの知らないところでさっきの演奏がバズっているともつゆ知らず。

翌朝、自称プロデューサーとPAがキャロルとチューズデイの元を訪れ、マネージャーを名乗るのでした。

サクセスストーリーがはやくもはじまった

はやくも全くの無名だったキャロルとチューズデイが芸能界デビューするための礎が築かれました。

と同時に、アンジェラも歌手としての第一歩が踏み出されました。

ここからどちらもサクセスストーリーがはじまる、栄光への架け橋が作られ始めようとしています。

栄光への過程として、片方は天性の素質によるもの、もう片方は努力の賜物といったところですね。

同じなのは音楽への情熱です。

たしかにキャロルとチューズデイの曲、なんども聴きましたがものすごくキレイだもの。

これだけCDシングルにして売ってくれないだろうか。

いますぐ予約しに行きます。

こういう曲こそ現代の日本にほしいものと感じられる曲でした。

しかしながら、世界観がいよいよわからなくなってきましたね。

AIが機械学習によりヒット曲を作るかと思えば、Instagramが存在していたりマイケル・ジャクソンの固有名詞があったり、泣き屋が職業として存在していたり。

もしかすると、時代設定としてはいま=2019年からそんなに遠くない未来の話と考えられます。

しかし2話目からさっそくエピソードを大きく動かしてきましたね。

いきなりマネージャー志願のスカウトが押しかけてくるとは。

これからのストーリーががぜん楽しみになってきました。

それでは第3話でもお会いしましょう!